レッツ&ゴー世代のミニ四駆活動記

30歳からミニ四駆を再開した1986年生まれです

VZシャーシでサンダーショットMk.IIを組みました

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VZシャーシで組んだサンダーショットMk.II

近頃MSフレキのミニ四駆ばかり作っていたのですが、片軸マシン特有の細いシャーシのシルエットのカッコ良さに最近になって気付きました。
そんな折にタミヤさんからVZシャーシが発表・発売されたので、そのVZシャーシを使ってnewマシンを作ることにしたのでした。

製作風景

このマシンの特徴1

これは上記の動画でも紹介していますが、このマシンの一番の特徴は前後に分割されたボディです。

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リヤウィングは電池ホルダーに固定されている

「ボディが大きいほうが見た目はカッコいい」「フロントヒクオはボディが小さい方が路面の動きに素早く反応してくれるので、制振性能が高い」という2つの要素を両立する方法として考えたのがこの形です。

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コンパクトなシルエット

サンダーショットMk.IIはMSシャーシ用のボディなので少し横幅が広いデザインなのですが、この構造にしたことでリヤウィングも左右独立した状態にカットして幅を狭くして装着することになり、副次的効果として「型軸マシン特有の細いシャーシのシルエット」が強調されるボディになったのも嬉しいポイントでした。

このマシンの特徴2

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1.5mm厚のカーボンを2枚接着して3mm厚にしている様子

VZシャーシはバネを仕込んだりしなくてもシャーシ自体がしなやかに曲がる柔らかさが特徴のシャーシでもあります。
「シャーシが柔らかいのであれば、それ以外の箇所はカチカチに固くしても耐えられるマシンに仕上がるかもしれない」
「フロントステー/リヤステーが硬ければマシン全体の精度が上がり、ジャンプ姿勢もよくなるのでは?」
という推測のもと、以下の箇所をすべて3mm厚に加工して使用しています。

カーボンプレートを貼り合わせる作業は、2枚重ねてビス止めしてから隙間に瞬間接着剤を流し込む手順で行いました。
その際、クッキングシートを下に敷いて作業すると(=上記の写真の状態)デスクやカッティングマットに接着剤が張り付かず、クッキングシートとカーボンパーツも貼り付かなくてとても便利です。

このマシンの特徴3

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サラサラで滑らかに仕上がったタイヤ
(これは特徴というほどのことではないですが)タイヤがめちゃくちゃ綺麗に仕上がりました。
タイヤの直径は23.7mm。

いつもリューターにセットしたタイヤをヤスリで削る方法でペラタイヤを作っているんですが、タイヤ表面が荒れる事が多くて困っていました。
今回は試験的に周囲がビショビショになるくらい頻繁にヤスリを水で冷やしながら削ってみたところ、削っても全然表面が荒れない…!
これまで表面が荒れていたのは、ほぼ摩擦熱のせいだったようです。

実際の走りの感触は?

このマシン製作ではいくつも新しい挑戦をしているので、どんな走りをするのかがとても楽しみなマシンになったのですが、今はまだ東京都に緊急事態宣言が出ているので走らせることが出来ていません。。
「コロナ騒動が明けてからの楽しみが増えた」と考えて、おとなしく世間が落ち着くのを待ちます…!