レッツ&ゴー世代のミニ四駆活動記

30歳からミニ四駆を再開した1986年生まれです

ジャパンカップ2017東京大会3とWinter2017東京大会に出場していました

書くのが遅れたのでタイトルは過去形で。

ジャパンカップ2017東京大会3

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一度抽選に落選して出場できないつもりでいたものの、大会の1週間前に繰り上げ当選通知が来たので急いで形にしたマシンで挑みました。

セッティング

  • タイヤ:すべてスーパーハード、26mm径
  • モーター:ライトダッシュPRO
  • ギア比:3.5:1

1次予選の様子は↓のツイートで動画にしています。

完走こそ出来たものの結果は2位。
だいぶ悔しかったんですが、それがそのまま声に出て悶えてますね…w
当時は「もう少しで1位になれたのに」みたいな事を考えていたんですが、何度も動画を見ていると

  • 1位の方が別のマシンを周回遅れにして衝突し、大きくタイムロスしている
  • ゴール手前の最後のストレートでも私は大して追いつけていない(多分0.2〜0.3秒くらい差がある)

と、結構な惨敗を喫している事に後々気づけました。
「もう少しで勝てたんだから、このまま安全重視のセッティングで詰めていこう」などと安直な思考にならずに済んだので、それだけでアクションカメラで撮影した甲斐があったというものです。

ちなみに、この大会から初めて自分のレースを撮影する習慣を付け始めたんですが、あとでこうやってレース展開を分析することも出来るのでなかなか有意義でした。
私が使用しているカメラは下記のもので、いつもFullHD 60fpsで撮影しています。

リアにはキャッチャーダンパーを装備。でも実は車検的な意味で危ないことをしていた…。

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こんな風にキャッチャーダンパーを使用していました。
キャッチャー素材の緑色が苦手だったのでボディに合わせてカーボン柄のシールを貼っていたんですが、これは車検で引っかかる恐れがあるそうなので今後は避けようと思います。
(いけださん、教えてくださってありがとうございました!)

Winter2017東京大会

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Winter大会のコースの鬼門はスロープとバウンシングストレートを組み合わせた「バウンシングブリッジ(B/A)」で、ここでコースアウトするマシンは大体真っ直ぐ飛べず姿勢が崩れたまま下りスロープに着地しようとして左右の壁に弾かれる形でコースアウトしていました。

このマシンはジャパンカップで使用したマシンをベースにしたものの、バウンシングブリッジで姿勢を崩したとしてもスルッとコースに戻る事が出来るよう、リアステーに一軸アンカーを採用しています。
一軸アンカーは文字通り軸が真ん中に一つあるだけなので、左右どちらかに衝撃が加わるとグニャリとしなって衝撃を和らげてくれるんですよねー。

一軸アンカーの仕組みのせいでリヤステーが無駄に暴れてしまうことによるタイムロスも懸念したんですが、一番の鬼門セクションを安心して走れる分モーターを強力なものに変更出来たので良しとしました。

セッティング

  • タイヤ:すべてスーパーハード、26mm径
  • モーター:マッハダッシュPRO
  • ギア比:3.5:1

こちらも1次予選の様子は↓のツイートで動画にしています。

画角がイマイチでコースの手前部分しか写っていませんが、鬼門セクションのバウンシングブリッジを含めてかなり安定した状態で完走させることが出来ました。
ただ、順位は鼻の差で2位でした。。(動画では1位の方が興奮して身を乗り出していたので、ちょうどゴールの瞬間は見えなくなってますがw)

1位の方と自分のマシンを比べて明らかに足りないのは加速。
最高速では勝てているようで少しずつ追いついて最終的に鼻の差まで追いつけたのは良かったんですが、ゴールに間に合わずに追い越す前にゴールラインを超えてしまったようです。
ギア比を3.7:1にしておけば結果が変わったのかなー。。

今後の活動予定

公式大会に5回出場してきたんですが、うち完走3回、コースアウト2回で一次予選突破数はゼロ。
いいかげん一次予選を突破できても良い頃のはずなんですが、なかなか運も実力も追いつかないようで。。

これまでは主に公式大会にしか出場しないスタンスだったんですが、「勝てないのは場数が少ないせいではないか」という気もしてきたので、少しずつミニ四駆ステーションの大会にも出てみようかな、と思考が変化してきています。
ただ、当面の目標は「タミヤ公式大会で勝つこと」なので、5レーンで勝負しないと目標には近づけない。
なので、フォースラボさん or タミヤプラモデルファクトリー新橋店さんの大会を狙って行こうと思います。

趣味・仕事に関わらず、まずはその領域で納得できる成果を残さないと「心から楽しむモード」に入れない性格なので、そろそろハッキリした成果を出したい…!

バンパーレス加工した上で前後アンダーに傾斜を付けてみた

実はまだマシンは完成していないんですが、今作っているnewマシンの活躍の場がしばらく先になりそうなので、いったんそのマシンで工夫した点の概要を先に書いておきます。

前後下部に傾斜を設定

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いつも通り今回もバンパーカットして、カーボンリヤステーをフロントバンパーとして装着しています。
これまではリアブレーキのみに傾斜を付けていたんですが、今回はフロントバンパーにも傾斜を付けてみました。
ジャンプやバンクのセクションにマシンが差し掛かった際、ブレーキの接地面が斜めになっていることで床との接地面積が増して、効率よくブレーキがかかるようにするのが狙いです。

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傾斜をつけるためには面を斜めに削る必要があるんですが、今回は床に触れる裏側ではなく、表側の面を削っています。
裏側を削る方法も前のマシンでは実践していたんですが、削った面にブレーキを貼ったまま1日以上放置するとブレーキの糊がカーボンに強力に張り付きすぎてしまい、剥がそうとしてもなかなか剥がれなくなるんですよねー。。(多分表面にコーティングが無いせい)
なので、ブレーキを貼る裏側は削らずに、表側だけを削って斜めにする方法を採っています。

ちなみに、表側全面を削るのではなく30〜40%くらいの面積は削らずに残してあります。
ここに大した理由はなく、せっかくのジャパンカップ2017限定モデルのカーボンなので、できるだけ表側のプリントを残しておきたかった、というだけの目的ですw

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リアブレーキの角度はこれくらい。

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フロントバンパーには「斜めに削ってもまだ厚みに余裕がありそう」という理由でHGカーボンリヤステー (3mm)を使用しています。

1.5mm厚のカーボンでも斜めに削れないことは無いと思うんですが、その薄さゆえに刃物のような仕上がりになりそうで。。
マシンをキャッチした時に手を切って出血、なんて事故が無いようにしたいという意図もあって3mm厚のものを選びました。

こちらはリア側と違って裏側を削る他無く、削った面にブレーキを貼るしかなさそうなので、貼ったブレーキが剥がしにくくなるトラブルとは付き合っていかなければなりません。
とはいえ貼ってから半日以内くらいであればスムーズに剥がせる事が多いので、コースから帰る時にこまめにブレーキを剥がすようにしておけば問題ないはず。

余談: モーターピンスタビを導入

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上記のフロントバンパーの加工時にHGカーボンリヤステー (3mm)の左右を切り落としたカーボンの端材が余ります。
その左右それぞれの先端部分と、別件で余っていた片軸ノーマルモーター2つを利用して、13mmローラー用のモーターピンスタビを作りました。

ただ、13mmローラー用に作ると固定用のネジ穴とモーターピンの間隔がかなり狭くなるので、ロックナット用のスペースを空けるのに結構苦労しました。。(と言っても地道にヤスリで削っただけですが。)
なんとか形になって良かった。

早くレースがしたい

こんな風に着々とnewマシン制作を進めているので、早く完成させてレースしたいなー!

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直近のジャパンカップ2017東京3の抽選は落ちましたけどね!!(泣)

レース前にサッと測れる電圧計を作った

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ミニ四駆グランプリ2017スプリング東京大会2に参加した時にくまごろうさんがこのようなものを使用されていたのが羨ましくなりw、見よう見まねで私もポータブル電圧計を作ってみました。

※記事内に作ったときの手順を記載していますが、詳細な事前調査をせず適当に考えた手順なので試される際は自己責任でお願いします。

材料

作った、とは言っても電圧を測る部分は既製品を使います。

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こういうハードウェアを購入するのは初めてだったんですが、数百円で買えてびっくりしました。
意外と安いんですねー。

f:id:beryu:20170607215530j:plain 後は電池ホルダーになる部分ですが、ミニ四駆を初めたばかりの頃に1日だけ走らせて以降眠っていたVSシャーシを使いました。

作り方

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電圧計のコードのゴムをニッパーで4〜5cmほど剥がして、VSシャーシのモーターホルダー側の金具にぐるぐる巻きつけます。
(写真の赤丸の箇所)
この時、Amazonの商品説明に

極性を間違えないでください。(赤+/黒-)

と記載があったので、シャーシに掘られている電池の+ / -を見ながら逆に繋がないように気をつけました。

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コードは裏側を適当に這わせて…

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VSシャーシに最初から空いているネジ穴と電圧計側のネジ穴の位置が少ーしだけずれてるんですが、無理矢理ネジ止めして…w

完成

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意外と簡単でした!
明るい場所ではギリギリ見える程度の明るさですが、手のひらで影を作れば見える光量なので問題なさそう。

Amazonのレビューを見ていると他の電圧計と異なる数値が出たりするみたいなんですが、フル充電時との比較や別の電池との比較など相対的な評価が出来れば良いので、レース前にどの電池を使ってレースに挑むか選別するときに使おうと思います。